【レポート】AWSに接続する3つの方法 #AWSSummit
こんにちは、崔です。 AWS Summit Tokyo 2019の2日目に、Expo会場内で15:20から行われたスポンサーセッション、 「AWSに接続する3つの方法」のレポートをお届けします。
スピーカー
アマゾンウェブサービスジャパン 舘岡 守 様
AWSに接続する3つの方法
Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC)
- 論理的なネットワーク分離が可能
- 必要に応じてネットワーク同士を接続可能
- きめ細かいネットワーク設定が可能
- ルートテーブルや各種ゲートウェイ、各種コンポーネント
- 複数の接続オプションが選択可能
- インターネット経由
- VPN/専用線(Direct Connect)
オンプレミスの一般的な構成
- DMZ/Private Subnet
- Web/APP、Database
- ラックA/ラックB
Amazon VPCを利用することでオンプレミスと同様の構成に
- AZ-a,AZ-c
- Public Subent / Private Subnet
- EC2 / RDS
オンプレミスの環境を
- エンドユーザ向けにインターネットインターフェースを提供したい
- 社内システムなのでセキュアに接続したい
- これらをどう実現するか
AWSに接続する3つの方法
1.インターネット接続
- Internet-gateway(IGW)を設定
- Elastic IP(EIP)を設定
- Route Tableを設定
もしくは、
- Elastic Load Balancer(ELB)を設定
- 後続のEC2にEIPは不要
2.インターネットVPN(Site-to-Site)、Client VPNによる接続
- Site-to-Site VPN
- VPN Gateway(VGW)を設定
- Customer Gateway(CGW)を設定
- Route Tableの設定変更
- Client VPN
- VPN Clientを設定
- VPN Endpointを設定
3.AWS Direct Connectによる接続
- Direct Connect ロケーションまでの回線を敷設
- オンプレミスのルータを設定
- VPN Gateway(VGW)を設定
- Route Tableの設定変更
AWS Direct Connectを使うときの注意点
- Direct Connectロケーションまでの閉域回線(ダークファイバー等)の調達は?
- オンプレミスルータの設定、保守は誰が担当するの?
- APNパートナー様
- AWSネットワーキングコンピテンシープログラム取得パートナー
- TOKAIコミュニケーションズ
- AWS Direct Connect Service Delivery Partner(SDP)様
- NTT東日本等、数社
まとめ
- AWSでもオンプレミスと同様のシステムが作れる
- Amazon VPCを利用
- AWSに接続する方法は多岐にわたるが大きく3つ
- インターネット、VPN、DirectConnect
- APNパートナーにオフロードすることで作業が大きく削減
- 回線の調達、ルーターの設定・保守
感想
VPCを利用することで、オンプレミスと同様な構成を構築することが可能です。 また、インターネット接続やVPN接続、Direct Connectを利用することで、既存オンプレミス環境とAWS環境を接続することもできます。